化粧水のつけ方
化粧水を販売しているメーカーによって使用方法が違うことがあります。説明書をちゃんと見て正しい使い方をするようにしてください。
経験や勘でやっていると、間違った使い方をしてしまうことがあります。
例えば、乳液の後に化粧水というように、と使う順番が違うものもありますので、説明書の確認は面倒でもするようにしてください。
多くの化粧品メーカーでは、「化粧水」をコットンでつけることを推奨しています。
なぜかというと、手でつけた場合、手の体温で化粧水が蒸発してしまい、顔の肌に浸透する「化粧水」の量が足りなくなることがあるからです。もしも、手でつけるのでしたら、「化粧水」を多めにつけるということをした方が良いでしょう。
また、高価な「化粧水」だからといって、少ない量をコットンにつけると、肌にひっかかってしまって肌をこすることになります。肌に刺激を与えるので逆効果になりかねません。
乳液のつけ方
化粧水をつけてから1~2分後くらいすると、つけた化粧水が肌に落ち着きますので、それから「乳液」をつけます。
初めて使う「乳液」の場合は、10円玉程度の量で試してみましょう。
使ってみて、しっとりするのにべたつかず、自分の肌に合った適量が分かってくると思います。適量は経験で分かったくるので、量を増減しながら自分の適量を見つけてください。
「乳液」は手に取ってつけてもいいですが、おすすめは化粧水と同様にコットンです。
なぜかというと、コットンだと容器の口に手が触れないため雑菌が入らず、乳液を最後まで清潔に使えるからです。
ですから、「乳液」が多めに出てしまったからといって、容器に戻すのはやめましょう。手に触れた「乳液」には外気の雑菌がついてしまっています。もし多めに出してしまったら、デコルテや手の甲にすりこんであげてください。
やりすぎに注意
肌にとって良いことでも、やりすぎは肌トラブルを引き起こす原因になってしてしまいます。
化粧品のつけ方や使用量、お手入れの頻度というのにも気をつけないといけません。適度で適切なスキンケアが、あなたの肌に効果もたらすのですから。
期待する効果があらわれない時や、続かない時は、説明書に記載されている適量を見直してみましょう。慣れや高価だからと、使用量をいつのまにか適量より減らしてしまっているかも知れませんよ。
また逆に、エステのしすぎや美容機器の使いすぎで、思っているより肌に負担をかけている場合もあります。心当たりがある方は、自分のお手入れの頻度を見直してみましょう。
頬の赤みが気になったり、お手入れを頑張っているのに肌のキメがないという場合は、ケアのしすぎで肌が薄くなっていることが考えられます。
洗顔について
顔の脂っぽさやテカリが気になって、洗浄力の強い洗顔料やスクラブ洗顔を、力を入れてゴシゴシ強くこすったりして使っていませんか?
あるいは、反対に乾燥が気になって、クリームや美容液を必要以上の量をたっぷり塗ったりしていませんか?
また、化粧水の後は美容液のみということをしていませんか?
洗いすぎは肌の乾燥をすすめます。そして肌は乾燥を補おうとさらに脂を分泌させます。悪循環に陥ります。
また、乾燥が気になってクリームをたっぷり塗っても、肌の表面をラップするのみで、肌内部の潤いはほったらかしの状態になっています。
そして、化粧水後の美容液のみでは、今度はラップをしないので、効果が半減してしまうことになります。
それぞれ、その人が良いことだと思ってやっているのだと思いますが、適切な量で適切な使い方をしなければ、効果があらわれないどころか、逆に肌トラブルになってしまうことがあります。